鮭とばハラス

「　ハラスって何？　」以前はよく聞かれたけど、
いまではお客様の方が、くわしいだろう。
しかし、「　メーカーによって、ハラスの味がちがう理由は？　」
この問いは、さすがに難しいだろう。

実は私もいろいろと食べてみたが、意外と違う。
味はもちろんの事、食感の違いは大きい。
＊　もちろん好みの問題だから、良い悪いではない。
そんな中で、是非お好みのハラスを見つけて頂きたい。

ハラスの特長１　旨味が濃厚

まず「　ハラスとは何？　」だろう
ちょうど手に持ってる部分がハラス。
肋骨部分をハラミ、その下部分をハラス、と呼ぶ。
鮭の脂が多いため、赤身とは違う、濃厚な旨味をもつ。
しかし産地によって、鮭の成熟度合いが異なるため、
少しづつちがってくる。

鮭とばハラス

ビールに相性良し

食べ方１　焼いて食べる

そのまま食べても良いが、あぶると一味違う。
焼く機材は何でもよい、
フライパン、オーブントースター、電子レンジ、
焼き加減は好みだが、
＊　強火で焼く場合
表面だけをパリッと焼いてください、香ばしさが出ます。
イメージとしてはミディアムのような半生の状態。
＊　弱火で焼く場合
じっくり時間をかけて焼くと、濃厚な味わいになります。
焼き過ぎると味が濃くなるのでご注意ください。

食べ方２　そのまま食べる

もちろん、焼かなくても食べれます。
しかし、鮭の皮部分だけは剥がしてください。
アイヌ人は、鮭の皮で靴を作った、
と言われるほどに、鮭の皮は固いです。
そして赤身の部分は、そのまま食べます。

フライパンでバター焼き

フライパンにバターを敷いて、
軽く焼いてみると、
意外な組み合わせに驚かされます。
お好みでハラスに、片栗粉をまぶしても良いでしょう。
さらに、片栗粉にコショーを混ぜ込むと「　ピリ辛　」になります。
片栗粉がつきにくい場合は、鮭とばハラスの表面を、
少し濡らすとつきやすくなります。

ギュッとレモンを搾る

鮭とばにレモンの汁を搾ると、
生臭みが抜けます。
鮭トバが少ししょっぱいかな、って時にも有効です。
たくさん搾らなくても、十分に効果が出ます。
レモンを搾ってから焼いても、美味しくなりますので、
是非お試しください。 鮭とばハラス、ですが一本の長さは鮭の大きさによって、
異なります。
自分が現場で作っている感触としましては、
大体このくらいです。