鮭トバが高いの、なんでだろう?

中村漁業部ネットショップ店長の中村です。
今回は「 鮭とばが、高い理由 」について、お書きします。
鮭とば、って安くないですよね。

しかし、もう一つ気になりませんか?
メーカーによっても、トバの価格が違う?
そんな鮭トバの価格につきまして、私の知る範囲でご案内致します。

昔より、高くなった

・ 鮭がとれない!

この文書を書いてるのは、令和二年。
昨年は「 サケ漁が過去最低 」というニュースを、何度か見かけた。
ちなみに弊社のある青森では、漁獲少なく、漁獲時期も大幅に遅れた。

・ 年々遅れている

鮭シーズンは、10,11月が盛漁期。
しかし、年々遅れているため、鮭祭りも出来なくなっている。
原因は諸説様々なので、触れないでおこう。

・ 良い鮭は、高い

10、11月の鮭は赤身が詰まっている。
しかし、12月になると、サケの身質が変わるため、トバには不向き。
「 少しでも、良い鮭を! 」みんなが競るから、値段も高くなる。

製造原価は、メーカーで違う

・ 鮭の値段は、ピンからキリ

9月に獲れる鮭は、セリ値も高い。
「 ギン系 」と呼ばれ、脂がすごい。
いや、ちょっと多すぎかも?
しかし12月以降になると、セリ値は3分の1くらいまで下がる。
3分の1?マジかよ?

・ 同じ鮭なのに?

鮭は「 ブナ化 」という現象を起こす。
説明は長くなるので、省略しますが、見た目が大きく変わるのです。
もちろん、脂と身質も、かなり違う。
ブナ化の進行度合いによって、脂が少なくなり、苦味が出てきます。

・ 当たり、で作れば高い!

鮭には、当たりとハズレ、がある。
そういっても、よいでしょう。
良い原料で作れば、当然原価も高くなります。

安いは、良い事?

・ コストカットで、生臭い

鮭の水洗い、という作業がある。
魚のヌメリを落すのだが、鮭の場合は特に手ごわい!
「 手間がかかる 」と言って、強引にコストカットすると、生臭い鮭とばになる。

・ 原料も、それなり

魚市場で「 良い物安く 」なんて言ったら、白い目で見られる。
【 安いものには。何かある! 】というのが、ハマの鉄則。
原料がハズレ、だと鮭トバもハズレになる。

・ 水分マジック

最近は見ないが「 ぬれ煎餅 」が一時期はやった。
通常の煎餅より、水分が多いため、グラム数も多い。
実はこの技、鮭とばにも応用がきく。
「 あれっ、グラムは多いのに、何だか少ないぞ? 」
実は添加物が多い、だけです。

しばらくは高い、、、と思う

・ 鮭が、戻って来ない!

毎年、日本から鮭の稚魚を放流している。
にもかかわらず、鮭の漁獲不振が続くため、政府が資源調査した。
ちなみに、日本から放流された鮭は、アバウトに北極海付近まで旅をする。
調査の結果、北極海付近には放流された鮭がいない!

・ 温暖化なのか?

温暖化すると、日本の鮭は少なくなる。
という内容の論文があるらしい。
論文が正しいかは別として、鮭の漁獲不振は長期化する見通しである。
 


5,000円以上のお買い上げで、送料、代引き手数料を弊社負担