鮭とばの雑学

「 鮭とば、ですか?知りません 」などと昔は言われたが、
ここ数年で、かなり認知されるようになった。
しかし「 トバって、鮭の部位ですか? 」なんて聞かれることもある。
改めて、鮭とばとは何だろう?

・ まずは、アイヌ人について

アイヌ人について、ご存じない方も多いだろう。
北海道や東北は、大昔「 蝦夷 」などとも呼ばれ、先住民が暮らしていた。
独特の文化を持った先住民族を、アイヌ人と呼ぶ。

・ 「 トバ 」はアイヌ語

冷蔵庫もない大昔には、保存食が必要だった。
特に冬場におけるタンパク補給のため、鮭を干して、保存食にしたようだ。
そして、アイヌ人たちは干した鮭を「 トバ 」と呼んだ。
それが鮭トバの始まり、と言われる。

高級な鮭とば

保存食に「 高級 」などという、贅沢がゆるされるのかどうか。
しかし、現代の鮭とばで定義するとしたら、このような感じではないか?

・ 原料が高級

鮭は白身魚、漁獲時期や漁場によって赤身の度合いが違う。
「 ギン系 」と呼ばれる産卵前の鮭は、赤身が強いため高値でセリ落とされる。
上質な原料を使えば、高級な鮭とばが出来る。

・ こだわり製法で高級!?

「 ひと手間かかるから、お値段も高くなります 」
マーケティングでは、付加価値などと呼ぶのだが。
人によって価値の置き所は違うので、蛇足になる事もある。
「 美味しくなる 」などというのは主観性が強いので、考えた方が良い。