「　限定　」とお書きしたのはウケを狙っているわけではありません。鮭とばを作る時、特に気温の高い時期は、やはり製品が傷みます。保存食である乾物が傷む？　と違和感を持たれるかもしれませんが、ここ数年は気候変動が大きいため青森も暑い日が続きます。本当はもっと作りたいのですが、上記の理由でやむをえず「　季節限定　」だいたいは6月頃までの生産です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

突然ですが、弊社の無添加鮭とば「　塩漬けしません　」。何を言っているんだ、と思われるかもしれません。鮭とばを作る際ですが、 「　鮭を塩漬け　」する　製法もあるようです。同じ　無添加鮭とば　であっても、作り方はそれぞれ異なるのでしょう。大変申し訳ありません、弊社としましては　薄い塩味　でお作り致します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

鮭とばは好きなんだけど、、、添加物が苦手な方は多くいらっしゃいます。市販の鮭とば、には添加物が入る製品の方が多いようです。しかし、塩だけなら良いかと言えば、そうでもありません。添加物、と言うより刺激が強い味を苦手とする方もいらっしゃるからです。本製品はそんな方々を想定してお作り致します。　　塩分はかなり薄味、とお書き致しましたが個人差のある事ですので、御心配な方は弊社フリーダイヤル０１２０−２４２−４２１までお電話下さい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　鮭とばを作っていると、「　無添加がほしい　」そんな問い合わせをいただきます。ここで重要なのはただ一つ、無添加というのは刺激物を入れない、という事。例えば塩漬けは、やはり塩辛い。いくら無添加でも、これでは意味がない。弊社製品は添加物が苦手な方のためにお作り致します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

鮭の身質は本来「　白身魚　」です。「　瞬発筋　」という白色の筋肉で構成されるため、赤身魚とは異なる魚種です。身質が赤いのは「　オキアミ、」を食べたためで、「　白鮭　」というのが魚市場の正式名称です。もちろん、製品を作る際には写真のような赤身の原料を御使用致しますが、干した時にそのまま赤くなるとは限りません。大変申し訳ありません、着色料を入れないため、どうしても製品の赤味にはバラつきが出ます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　「　無添加鮭とば　」という言葉には、特別な響きがあるのかもしれません。しかし、食べた時に美味しいか、と聞かれると賛否両論になります。素朴すぎて、物足りない、そんな御感想を頂く事もあります。もちろん無添加ですから、自然のままですので何かを加えるわけには参りません。生産者としまして良い鮭でお作り致しますが、それがお口に合うかどうか、は賛否両論になります。