焼き立てのしいか

生産者の私から見て、派手な味ではない。
むしろ地味。
しかし、なぜか後を引く。
ついつい食べてしまう。
それがこの製品の良さなのだろう。

・ 後引く旨さ、って何?

それにしても、なぜ後を引んだろう?
それは、のしいかの「 甘辛さ 」だと思う。
唐辛子もそうだが「 辛い味 」は、引きつけるものがある
ただし、辛ければ良い!?
いや、それほど単純ではない。

甘辛って、半分は自然現象。でも、もう半分は設計

唐辛子の辛さは「 カプサイシン 」と負う成分。
甘辛の場合、、確固たる成分がない。
「 砂糖を足せば? 」
それは「 甘くどい 」と呼ばれ、甘辛とは違う。

甘辛は自然現象、だと思う。
いくつかの要素が集まったとき、甘辛くなる。
生産者に出来るのは、
甘辛くなるよう設計する、事ではないか。

1 イカの鮮度で、味が変わる

イカの「 皮部分 」が今回の主役。
のしいかの場合、皮から独特の味が出る。
しかし鮮度が悪いと、旨味が出ない。

2 半製品で、長期熟成

出来立ては、あまり美味しくない。
ギスギスして、荒っぽい味。
だから、半製品で寝かせる。
すると旨味が、熟成される。

3 鉄板焼きで、甘辛さをコントロール

焼きすぎると、苦味が出る。
温度が低いと、ボヤけた味になる。
そう、最後は職人のウデ次第。

焼き立て出荷

・ 八戸駅で焼きます

店長ですが、八戸駅でのしいかを作ってます。
ほぼ毎日。
焼きたての、香ばしい薫り。
ギュッと詰めて、八戸から出荷します!

・ いろんな甘辛さ その時によって、少しづつちがいます

毎回違った、「 甘辛さ 」
前述のとおり、甘辛は自然現象。
なので、毎回同じには出来ない。
その時々で違った甘辛さがある。
2商品


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